書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』刊行にむけた
クラウドファンディング(寄付)を本ページにて実施しています。
目標金額
750,000円
現在の寄付金額
768,000円
(103%達成/目標達成!!)
実施期間
終了
(2024年5月1日~5月31日23:00まで)
あわ居では、2024年の夏にあわ居のガイドブックであり、コンセプトブックであり、対談集であり、記録集でもあり、作品集でもあるような書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所』の刊行を予定しています。今回、本著の制作費用を、クラウドファンディングにて募ることになりました。以下、詳細を記載致します。なにとぞ趣旨をご理解頂き、みなさまからのお心付け、力強いご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。※2024年秋(10~11月)刊行に変更となりました。
■わたしたちについて
あわ居は岐阜県郡上市の最奥の集落で、県内有数の豪雪地帯でもある石徹白(いとしろ)という場所にあります。四人の家族で住みながら、岩瀬崇、岩瀬美佳子の2人で運営をしています。私たちは2016年に、石徹白(いとしろ)に移住をし、3年ほどはもともと住んでいた岐阜県大垣市の家との二拠点居住のような形態をとりつつ、知人を介して譲っていただいた築九十年ほどの古民家(現在のあわ居本棟兼住居)を、友人の大工や左官屋さん、地元の工務店の力も借りながら、基本的には自力で改修し、2019年の春にあわ居をスタートしました。2021年には、同じ敷地内の倉庫を改修し、あわ居別棟を完成させました。
「どうして石徹白という集落を選んだのですか?」という質問をよくされるのですが、今もまだ、はっきりとした返答ができないでいます。けれども、いろんな移住候補地や空き家を見ても「なにかが違う」と感じていた私たちが、今のあわ居となる古民家を紹介され、はじめて現地に立った時に、夫婦ともども「ここだ!」と感じたのです。それだけは確かなことなのだと思います。
敷地は川に囲まれていて、橋を渡らなければ建物にアクセスできないという立地。建物に入った時に聞こえる清らかな川の流れる音もとても気に入りました。ですので、もしも何か理由があるとすれば、ただただ単純に「ここだ!と感じたから」ということになるのでしょうか。石徹白は標高七〇〇メートルにある小盆地であり、白山信仰において重要な拠点だった集落です。縄文時代から人が住んでいたとも言われています。また県内有数の豪雪地帯であり、もともとは福井県に属していました。そしてどういう理由なのかはわかりませんが、他の場所にはない独特の土地の力というべき何かがひしひしと感じられる場所です。
私たちは、アートによって生かされてきた人間なのだと思います。救われてきたと書くと少しおおげさですし、多少ニュアンスに誤差が生じてしまうのかなとも思いますが、そう書いたとしてもそれほどの違和感はありません。ともかくも何が言いたいのかと言えば、アートがなければ決して乗り越えることのできなかった場面が、これまでの私たちの人生の中には確かに存在したのです。きっとこれからもそんな場面はたくさんやってくるのだと思います。そして、私たちが夫婦ともども「ここだ!」と感じたのは、この場所だったら、土地や地域の方の力を借りながら、自分たちなりの「アート」をつくり、それを介して、誰かの生に触れることができるのではないかと、そんな予感を感じていたからなのかもしれません。
それでは、アートとはいったいなんでしょうか?絵画や写真、建築、音楽、演劇、インスタレーション・・・それらはもちろんアートでありうるものだと思います。実際にそうしたものたちに私たちは強く影響されてきました。それらは人生の方向性をはっきりと定めてしまうくらいの、決定的な影響力を持つものとして、かけがえのない出遭いの記憶として、私たちの脳裏に今も刻まれています。けれども、私たちがアートという語句で想起するのは、そうしたものだけでは決してありません。
ある古老の語りを聞いた時のこと。サハラ砂漠の上で、まるで自分がこの大地と一体であるかのような感覚を覚えた時のこと。目の前の樹木が生きる姿に自らの生きていく道がくっきりと示された時のこと。友人との対話のなかで自らのパースペクティブがまるで変容してしまった時のこと・・・。こうした経験もまたアートであると、私たちははっきりと感じています。
鶴見俊輔は著書『限界芸術論』において、人間にとっての美的経験の大部分が、一般的な意味での芸術作品とは無関係なところで立ち現れることに着眼し、通常の芸術の概念からは周縁化され、「芸術と生活との境界線」にあるものを「限界芸術」と名付けています。先に挙げた私たちの個人的な経験を、「限界芸術」という語句にひもづけて良いのかどうかという点についてはさておき、少なくとも私たちのアートの捉え方には鶴見と類似した部分があることは確かでしょう。では私たちにとってのアートとは何なのか。
これまで当たり前だと思っていた世界、そうに違いないと思い込んでいた現実、こうでしかありえないと思っていた他者との関係性が、少し揺らいだり、ほぐれたり、あらたになったりする、そんな出来事を偶発させる装置、あるいは技法。これまで築いてきた世界の輪郭の、その外側に私たちを誘ってくれるもの。それがアートなのだと私たちは考えています。その意味で、アートとは、日常的ななじみの世界から自らを切断するような、そんな〈異〉との出遭いを生み出す技法や装置だと言えるのではないか、私たちはそのように考えています。絵画や写真、建築、音楽、演劇、インスタレーションといったもののなかには、そんな出来事を偶発させる潜勢力を有しているものが確かにある。
となると、ここでのアートは「中断」の契機を生み出すものだと解釈することがおそらく可能です。それまでの日々の安定性を宙づりにし、それらに亀裂をもたらすもの。世界を受け取り直す契機。しかし亀裂や中断などと書くと、そこには痛みが伴うような気がして、少し怖いような気もします。
けれども日常の安定性が、実は凝り固まったものでしかなく、そこに惰性や息苦しさを感じているとしたらどうでしょうか。それらが抑圧や疎外を含んだところで形成されているとしたらどうでしょうか。文化や環境から一方的に付与された規範や常識だけで成立しているものであったとしたらどうでしょうか。自分が知らない間に、小さい檻の中に閉じ込められて、本来もっているはずの生命力や、生き生きとした感受性が発揮されない窮屈な状況に陥っているとしたらどうでしょうか。哲学者の鷲田清一は、メルロ=ポンティに言及しつつ、以下のように言います。
ぼくらには自分がそれと気づいていないままに従っている、あるいはそれにのっとっている人生の初期設定、あるいは社会を見るときの初期設定、フォーマットみたいなものがある。メルロ=ポンティが言っているのは、哲学するというのは自分が当たり前だと思っていてとくに意識していなかった、自分がのっとっている初期設定や、フォーマットに気付かされること(*1)。
日常的な時間のなかで、自らの生活世界、そこで運用している秩序や思考の傾向、関係性といったものを、批判的に、あるいは客観的に捉えることはとても難しいことです。だからこそ今の自分の価値観や習慣、社会によって一方的に設定されたルールや規範、流布している常識などに対して盲目的になり、そのなかで窮屈な毎日を半自動的に繰り返している場合もあるのではないでしょうか。
こう考えた時、中断の契機として捉えられるアートには、ポジティブな要素が含まれていることに気付かされます。これまでの安定性に亀裂が入り、自明視していた世界を中断させられること。それは逆に言えば、いまだ見えていなかった世界の広大さが私たちにありありと実感され、この現実においての、生の存在可能性がぐんと押し広げられる出来事でもあるのです。
これまで生きてこなかった存在様態。築いてこなかった他者との関係性。見過ごし排除してしまっていた世界の豊饒さ。そうした世界の外部をありありと、目の前に現前させ、実感させるもの。新たな生の始まりを私たちに予感させるもの。それがアートだと言って差し支えないでしょう。もちろんそうした出来事を周到に排除したり、ただの「違和感」として消化してしまうことも人間にはできてしまうわけではありますが。
『被抑圧者の教育学』を記したパウロ・フレイレは、ブラジルで地主に搾取されていた小作人たちに識字教育を施しながら、被抑圧者が自らの主体性を取り戻し、現実を変革していくことを支援しました。自らが置かれている抑圧的な状況を「意識化」し、現状を批判的に捉えたうえで、目の前の抑圧的な現実を変革していくこと。それは言うまでもなく、抑圧的状況からの解放を目指すための営為です。
しかし、そうした作業は、見方を変えれば、これまで生きてきた世界、そこでの習慣や思考、他者との関係性をまるごとゼロから見直す作業でもあるのだと思います。それまでの自分のよりどころを、あえて宙づりにし、揺らがせる営為がそこにはある。痛みや葛藤がそこに伴うこともあるかもしれません。解放や自由を探究することは、自らのよりどころを、常に危ういところへ移し続けていくことでもあるからです。大多数の価値観や社会の常識とは異なるところに足を踏み入れていくことにもなる。そこには孤独や不安が伴います。だからこそ自由を探究する道を避け、あえてまた抑圧的な状況に自らを適応させていってしまう場合も多々あるのだと思います。けれども同時にそこには歓びもまたあるはずです。パウロ・フレイレに影響を受けたフェミニストのベル・フックスは自らが通った学校について、こんなふうに記しています。
学校はエクスタシーの場だった。つまり、歓びと危険が同居していたのだ。学ぶことによって自分が変わることは本当にうれしかった。だが、家庭で教わる信念や価値観と相いれない知識を学ぶことは、自らを危ういところに追いやり、危険地帯に足を踏み入れることでもあった。家庭では、他人から押し付けられたあるべき理想像を演じなければならなかったからだ。でも、学校はその虚像を忘れさせ、学ぶことを通して新しい自己を再発見させてくれる場だった(*2)。
抑圧という語句でそれを表現するかは別として、現代に生きる私たちも、社会や文化からの様々な制限や、知らぬ間に身に染みついてしまった初期設定のなかで、窮屈な生き方や、疎外的な他者との関係性、状況への過剰な適応を余儀なくされている部分が少なからずあるように思います。
そうした状況のなかで、それでもなお、よりひらかれた生の展開を希求するとき、そこではあらゆる前提や価値観をいつでも括弧に入れながら、生の有り様を、世界との向き合い方を、他者との関係性をいつでも批判的に捉えながら、実践的に目の前の状況を変革し続けていく行為が必要になるのだと思います。その過程で、新たな自分、新たな世界、新たな他者に出遭い続けていくこと、出遭い直していくこと、境界をこえていくことが重要なのではないか。私たちはそのように考えています。
そこにはベル・フックスの言うように、深い歓びと共に、危険が同居しています。けれどもそうしたリスクを抱えながら、未知のなかで新たな場所を希求し続けていくからこそ、自らの生や、他者との関係性は根源的なものとなり、瑞々しい世界を生きていくことができる。固有の時間を生きることができる。かけがえのない存在として主体化していくことができる。そしてそこにこそ解放や自由といったものが予感されるのではないでしょうか。
私たちは、あわ居をどのように紹介すれば良いものか、オープンしてからずっと考えてきました。これからもずっと考えていくのだと思います。そうしたなかで、おそらくあわ居というのは「〈異〉と出遭う場所」なのではないかという考えに今は落ち着いています。
日常的ななじみの世界や、そこでの習慣、世界や他者との関係性。それらにゆらぎがもたらされるような、それらがほぐされあらたにされるような、そんな〈異〉を体験する場所。これまでのあり様を堂々と一時「中断」し、自分自身や他者、ひいては世界と出遭い直す場所。生を吟味し、より繊細で深淵な世界との関係性をつくっていくためのきっかけを得る場所。それがあわ居です。
あわ居での〈異〉との出遭いを通して、よりひらかれた生へと、新たな存在様態へと、繊細で入り組んだ他者との関係性の構築へと、新たな世界との出遭いへと、かけがえのない生の展開へと、よりよき生へとつながる何かがもたらされること。そんなことを願いながら、私たちはあわ居を営んでいます。それ自体が「ひらかれ」であるような出来事をあわ居で共につくること。出来事に共に晒されていること。それが私たちにとっての「アート」なのだと、そう考えています。
本書『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』では、そんな私たちにとっての「アート」について重層的にアプローチしながら、あわ居に広がる風景を、あるいはあわ居から広がっていく風景を、書籍というメディアを用いて分有することを試みたいと思っています。
(*1)佐藤和久他編(2015)『世界の手触り フィールド哲学入門』p.224、ナカニシヤ出版
(*2)ベル・フックス『学ぶことは、とびこえること』(里見実監訳)、p.12、筑摩書房
(より詳しいあわ居のご紹介についてはこちらをご覧ください)
■岩瀬崇
1987年岐阜県出身。あわ居主宰。言語を超えたもの=「ことば」を探究テーマとして、あわ居の運営、書作品の制作、書籍の刊行など、ジャンルや領域を跨いだ活動を展開している。著書に『ことばの途上』『ことばの共同体』『詩と共生』などがある。
■岩瀬美佳子
1981年千葉県出身。あわ居主宰。分野を超えて自らの表現を辿り、料理に触れる。現在は食を通した可能性に目を向け、また、モロッコでの滞在中に感じた豊かさの追求から「KAYANN」としても活動。様々な関心における表現の在り方を探究し、地域のソーシャルワークにも携わる。
*
■書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』について
出版の背景:
あわ居は、開業からの5年間、主に口コミや知人・友人を介して、様々な方にご利用いただいてきました。SNSなどをほぼ使わず、その他の広報もあまりせず、この5年間の運営を行ってきた背景や動機などはいくつかあるのですが、試行錯誤のフェーズは一区切りしたのかなという感触を得ています。
こうした変遷の中で、私たちのなかで、あわ居のことやそこで起きていること、あるいはあわ居から伸びていく知を、より多くの方と共有したいという気持ちが強くなってきました。岐阜県郡上市という地方の、その中でもとりわけ奥地にあるあわ居のことを、そこで起きていることを他者に的確に伝えることは容易ではありません。そうした問題意識の中で、どのようにすれば、あわ居の「今」を、みなさまに届けることができるのか。そんな問いに対してのひとつの回答として、『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』の刊行を決めました。本著はあわ居の自己紹介としての書籍であると共に、この5年間の実践の軌跡、その記録でもあります。
書籍概要:
・書籍名:『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』
・サイズ:A5
・ページ数:350ページ程度
・印刷・製本費:65万円~
・刊行部数:600~1000部程度を想定
・販売予定価格:税込2,000~2,300円程度を想定
・販売方法:
①あわ居のホームページおよびあわ居にて直接販売
②全国の各インディペンデント書店にて販売
書籍の内容:
書籍の前半の「あわ居の技法」では、あわ居で実施している「ことばが生まれる場所」「あわ居別棟滞在」といった各種体験について、写真と概要説明を交えながらご紹介をします。「あわ居の研究」ではあわ居主宰の岩瀬崇と人類学、教育学、文学、アート、場づくりなどの計6名の専門家との対談記事を掲載し、互いの実践研究を交差させながら、あわ居を重層的に考察したり、そこから派生的に伸びていく知を記述しています。ここで描かれる知は、他領域での実践・活動や、創造的な生の展開にも適用されたり、インスピレーションを与えるものなのではないかと感じています。(各対談記事の全文をホームページ上「記録集」にて公開しています、ぜひご覧ください!)。そして終盤の「あわ居の記憶」ではこれまであわ居を体験された方へのインタビューが16種並びます。ある個人が経験したあわ居の時間についての物語り。それは徹底してプライベートなあわ居についての記憶ではありますが、しかしその記憶を読むなかで、読者はどこか自分自身について反芻したり、意識化できていなかった部分が整理されたりするというような、そうしたことが起きるのではないかと感じてします。こうした読書の体験もまたおそらくは〈異〉と出遭う体験として捉えられるものです。また、あわ居主宰の岩瀬美佳子によるイラストや水彩画とともに、料理や畑について、あるいはここに住みながら感じていることなどに関する随想(エッセイ)も掲載。あわせてお楽しみいただければさいわいです。装丁は『ことばの途上』『ことばの共同体』に引き続き瀬川晃さんにお願いしています。
■書籍の構成
・目次
・はじめに
【随想】自然の懐(ふところ)/岩瀬美佳子
・あわ居の技法(写真+概要紹介)
-ことばが生まれる場所
-あわ居別棟滞在
-フィールド学習
-プロセスダイアローグ
-宿泊型WS
-スペース利用
【随想】土からの料理/岩瀬美佳子
-対談「わからないという賭け」
井谷信彦さん(教育学者)
-対談「虚実のあわい」
松本篤さん/(AHA!世話人)
-対談「無に還る場所」
井上博斗さん(トランスナヴィゲーター)
-対談「場づくりの詩」
百瀬雄太さん(庭文庫店主)
-対談「イメージがひらくリアリティ」
前林明次さん(アーティスト)
-対談「時の綾-生きることの旅と詩-」
阪本佳郎さん(文学研究者)
菊池美希さん/Dさん/Mさん/勅使河原香苗さん/江畑潤さん/ Kさん/木下ご夫妻/岡野早登美さん/高橋真優さん/柳澤さん・鄭さん/鈴木雄飛さん/田村花さん/Yさん/川合友紀さん/阪上桂子さん/日暮辰哉さん
・年表
【随想】旅のつづき/岩瀬美佳子
・周辺の見どころ、石徹白地区概要紹介
・あとがき
クラウドファンディング実施の背景
これまであわ居では、『ことばの途上』『ことばの共同体』といった書籍を刊行してきました。『ことばの途上』は初版200部、第二版250部を刊行。『ことばの途上』については初版300部。装丁を担当していただいてる瀬川さんにいつもご無理をお願いしながらの制作ですが、それでも書店に卸した際の1冊あたりの利益は350~500円程度で、書籍の制作時間に対して十分な利益の確保が難しい現状があります。(恥ずかしながら、利益の確保どころか、下手をすれば制作費の回収すら難しいのが現状です。)
今後あわ居での実践がすすむことで、直接の販売が増えたり、刊行部数を増やしていくことも可能かもしれませんが、それにはやはり時間が必要です。現状において多くを望むことは難しい背景がまずはあります。また1冊当たりの利益を出そうとして価格に反映しても、2~3000部を一度に刷る書籍と同列に書店で並べられる中では、割高感が出てしまい、結果手に取って頂きづらくなるという悪循環もあります(書籍の世界はほんとうに厳しいと実感しています)。そうした中で、今回、書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所-(仮)』の製作費用に対してのご寄付をお願いすることで、以下の2つのことが望めるのではないかと考えています。
①書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』の販売単価を、可能な限り安価(税込1800~2300円程度)に設定することができる(制作費単価から考えると、通常は3000円(税込)くらいになる書籍だと考えています)。それにより購買のハードルも低くなり、書店としても扱いやすくなり、多くの方に本書を手に取って頂ける機会をつくりたいと考えています。そして本著をきっかけに、あわ居のことをより多くの方に知っていただくとともに、経営/運営の安定化、持続化へとつなげていければと思っています。
②制作費を寄付金で賄うことで、本書の刊行・販売を通して利益を出し、今後新たに書籍を制作する際の制作費用を創出し、出版事業を持続的なものにしていければと思っています。
■目標金額の内訳:
書籍製作費(印刷・製本など):65万~
諸経費(リターン送料・クレジット決済手数数・謝礼など):10万円
※目標金額に満たない場合については、集まった金額 はすべて頂戴し、差額を自費負担にて刊行します。
■ご寄付の方法:
クラウドファンディングサイトは利用せず、本ページ上のショッピング機能(クレジット決済 or 銀行振込)を用いて実施します。それぞれ寄付金額に応じたリターンがございます。もしリターンを希望されない場合は、「全力応援コース」にて、寄付金額の選択をお願いします。
■領収書について:
領収書発行をご希望の方は、ショッピングカートの中身確認ページの「その他ご要望」の欄に、その旨のご記載をお願いします。宛名が団体名などになる場合は、その旨のご記載をお願いします(なおインボイス制度に対応した領収書発行の対応はできませんので、あらかじめご了承ください)。また今回のクラウドファンディングは寄付控除の対象にはなりませんので、その点についてもあらかじめご了承ください。
■リターンについて:
リターンは、書籍『あわ居-<異>と出遭う場所-』が完成した後に、順次発送致します(2024年夏を予定)。なお海外にお住いの場合は事前にご相談ください。また宿泊やダイアローグなど、日程の調整が必要なものについては、書籍の発送のタイミングにあわせて対象者の方に個別に日程調整のメールをお送りします。宿泊などの譲渡ももちろん可能です。また宿泊やプロセスダイアローグのリターンの有効期限は1年間となります。
■想定されるリスク:
書籍『あわ居-<異>と出遭う場所-』は今夏の刊行を予定していますが、なんらかのトラブルがあった場合、刊行が遅れる可能性はゼロではありません。その場合、ご支援いただいた方には個別にメールをお送りし、その旨をお伝えしたうえで、可能な限りはやく書籍を刊行できるようにいたします。また自然災害など含め、なんらかの理由で万が一、書籍の刊行が難しい状況になった場合は、お詫びのお手紙とともに、ご支援いただいた金額をそのままご返金いたします。
*
リターンを選ぶ
※本クラウドファンディングは、ショッピング機能(クレジットカード決済or銀行振込)を用いて実施します。ご希望のリターンを「カートに追加」した後に「購入」ボタンを押し、画面の案内に沿ったお手続きをよろしくお願いします。領収書をご希望の方は、「その他ご要望」よりその旨をお伝えくださいませ。
※「ことばが生まれる場所」「あわ居別棟滞在」「プロセスダイアローグ」の詳細はこちら
※書籍『ことばの途上』『ことばの共同体』『詩と共生』の詳細はこちら
こちらはリターンを希望されない方向けのコースです。500円から、最大150,000円まで。「とにもかくにも応援!」という方におすすめです。上乗せの際にもぜひご利用ください。
¥500
(税込)
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リターン:
・書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』1冊に加え、『ことばの途上』『ことばの共同体』『詩と共生』のいずれか1冊
¥10,000
(税込)
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リターン:
・書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』1冊
・プロセスダイアローグにご招待します。
※Dコースには全3種のバリエーションがございます(ご利用人数や時間など最適なものをお選びください)
※あわ居orオンラインにて。後日メールにて日程を調整します。権利の譲渡も可能です。
¥20,000
(税込)
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リターン:
・書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』5冊
(たくさんの方にギフトしたい人向け!)
¥20,000
(税込)
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・書籍『ことばの途上(限定版:小口黒塗り)』
・書籍『あわ居ー<異>と出遭う場所』
・書籍『ことばの共同体』(装丁:白or黒/選択可)
・書籍『詩と共生』
(計4冊)
¥20,000
(税込)
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リターン:
・書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』1冊
・あわ居別棟滞在にご招待します
※Gコースには全6種のバリエーションがございます(ご利用人数や泊数など最適なものをお選びください)
※お子さんは3歳以上から1名としてカウントします。
¥30,000
(税込)
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リターン:
・書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』1冊
・10,000円相当のモロッコ雑貨をお送りします。(※写真はイメージです)
※5名限定
¥30,000
(税込)
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リターン
・書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』1冊
・あわ居主宰の岩瀬崇書作品「冬の木(自作詩)」をお送りします(額入り/38×46cm)
※一点限り
¥80,000
(税込)
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リターン:
・書籍『あわ居-〈異〉と出遭う場所-』1冊
・あわ居主宰の岩瀬崇書作品・一字書「猫」または「風」をお送りします(パネル貼り/60×60cm)
※各一点限り
¥100,000
(税込)
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ご質問やご不明な点などございましたら、以下よりお問合せをお願いします。